ATM

6+歳

口座から現金を引き出すなどの操作ができる機械。現金自動預払機とも呼ばれます。お金を無料で作り出す機械ではありません。

まず知っておきたいこと

ATMは金融機関などの口座とつながり、条件に応じて現金の引き出し、預け入れなどを行う機械です。できる操作、時間、手数料と限度額は契約や設置先によって異なります。通常の引き出しは、口座にあるお金を現金へ移すことです。財布の現金が増えても、その分口座が減るので、自分のお金の合計が増えたわけではありません。口座やカードに借入の機能がある場合は、別に返済や利息の条件が関わります。「機械が出してくれるからいくらでも使える」という説明にはしないようにします。

例文

「ATMで口座から2,000円引き出したよ。口座の残高はその分減るんだ。」

親子で考えたい理由

画面を操作するだけで紙のお金が出る場面は、仕組みが見えにくいものです。本人が不思議に思ったら、どこから移ってきたかを具体的に示せます。引き出しと買い物は別で、引き出しただけでは通常、物を買った支出にはなりません。ただし手数料があれば、その分は支出です。この違いは、口座と財布を合わせて残高を数えるときにも役立ちます。現金の引き出しが断られた場合も、本人や家庭の価値を示すものではありません。残高、限度額、時間、機械の都合など、さまざまな理由が考えられます。金融機関の案内で確認する必要があり、機械の前で知らない人にカードや暗証番号を預ける方法は使いません。子どもに大人の認証情報や操作責任を渡す必要はなく、実際の取引を見せず架空の図で話す方法もあります。

家庭で伝えるヒント

紙に架空の口座残高10,000円と、財布0円を書きます。ATMで2,000円引き出したと考え、口座8,000円、財布2,000円に直しましょう。合計は変わらず10,000円です。次に仮の手数料100円が口座から引かれた場合は、口座7,900円と財布2,000円で合計9,900円になります。100円の差は現金の移動ではなく費用です。実際に使うときは、金融機関の画面と条件を大人が確認し、明細の個人情報を隠します。本人には暗証番号を押させず、カードや現金の取り忘れに気をつけます。銀行の窓口と比較して、機械にも人の窓口にも扱えることと条件があると説明できます。家族の記録に書く場合も、引き出しを新しい収入として足さず、同じ資金が場所を変えたと記録しましょう。

誤解しやすいこと

  • ATMはお金を印刷してくれるのではありません。口座からの引き出しや、契約に基づく別の取引を処理します。現金が出た理由と、残高や借入がどう変わるかを区別することが大切です。
  • 欲しいだけ引き出せるわけではありません。残高、取引と一日ごとの限度、利用時間、口座やカードの条件などを確認します。借入枠があっても自分の貯金とは別で、返済義務が生じる場合があります。
  • どのATMでも無料とは限りません。設置先、時間、カードと契約によって料金が変わるため、取引前に表示と金融機関の案内を確認します。米国の固定のJPY 200〜JPY 500などを、日本でも同じ料金として説明しないようにします。

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ATM:子どもにわかりやすい意味と伝え方 — KidCash