複利
9+歳元の金額だけでなく、それまでに加わった利息も含めて、次の利息を計算するしくみ。
まず知っておきたいこと
複利では、利息を残高に加え、その増えた残高を次の計算のもとにします。同じ率が続き、途中で入出金がない例なら、加わる額が少しずつ大きくなります。最初の元本だけに利息を計算する単利とは違います。実際の預金や借入の計算期間、税、手数料と複利の扱いは契約によります。投資の複利的な成長も、一定の利息が保証される預金と同じではありません。値下がりや損失があり、長く続ければ必ず富が得られるという説明にはしません。子どもには、同じ金額と期間で何を比べているかを明確にすると、計算の違いが見えやすくなります。
例文
「仮に年10%なら、10,000円が1年後11,000円、さらに1年後12,100円になる計算だよ。」
親子で考えたい理由
積み上がる変化は、短い期間では小さく見え、長い期間では差が大きくなる場合があります。ただし、早く始めた小さな積立が、あとからの大きな積立にどんな条件でも勝つわけではありません。結果は率、期間、入金と費用で変わります。子ども時代の理解が将来の結果を保証するものでもありません。借入では、未払いの利息が加えられてさらに利息の対象になる条件もありますが、年率だけで返済総額は決まりません。最低返済額、返済日、追加利用と費用も必要です。単純な一定率のグラフを現実のカード返済の予測として見せないようにしましょう。増える可能性と費用が増える可能性の両方を、紙の仮の数字で比較できます。本人に投資や借金を始めさせる必要はありません。家族のボーナスも学びの例にはなりますが、銀行や市場の一般的な利回りとは区別します。
家庭で伝えるヒント
10,000円を、仮の年10%で3年間計算します。単利なら利息は毎年1,000円で、11,000円、12,000円、13,000円です。複利なら11,000円、12,100円、13,310円になります。税と費用を考えない一定率の例であり、実在の商品ではありません。表に「年初の額」「利息」「年末の額」を書き、二年目の1,100円がどこから来たかを本人に説明してもらいましょう。次に率を0%や別の仮の数字に変え、期間だけを変える場合とも比べられます。一度にすべてを変えず、予想してから結果を見ると違いを確認しやすくなります。家庭で実際に利息や支援を約束するなら、払える上限、期間と原資を大人が決めます。KidCashの利息は家庭の設定による記録で、銀行の実際の利息や運用を提供するものではありません。アプリの表示と手元の資金を同じ資金として扱い、二重に足さないことも確かめましょう。
誤解しやすいこと
- 複利は大きな資金だけの現象ではありません。小さい仮の数字でも、利息が次に含まれる違いを示せます。ただし少額なら必ず十分な資産になるという保証はなく、生活の必要を犠牲にする理由にもなりません。
- 単利と複利は同じではありません。単利は元本だけ、複利はそれまでの利息を含める例として比べられます。実際の契約では計算方法、期間と税・費用を確かめ、率だけで比べないようにします。
- どの口座や投資でも自動的に同じ頻度で複利になるわけではありません。利息や分配の再投入、費用と引き出しの条件を確認します。高い仮の率を見せるだけでなく、低い率や損失の可能性も説明しましょう。
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