元本

10+歳

預けた、投資した、または借りた元の金額。利息、費用と合計残高を分けて見るための基準になります。

まず知っておきたいこと

元本は、利息などと区別するときに使う、もとの金額です。預金や投資では入れた額、借入では借りた額を指す場面があります。借りた元本は自由にもらった自分の資産ではなく、返す義務のもとになる額です。利息、手数料や返済があれば、元本と合計残高が違う場合があります。元本という言葉があるから、投資でその額が必ず戻るという意味でもありません。複数回入金したり引き出したりする場合には、どの時点の額を何の目的で見ているかを確認します。実際の契約と明細に従って整理し、すべての商品を一つの単純な表だけで説明しないようにします。

例文

「元本10,000円に仮の年5%の利息500円がつくと、税と費用の前で10,500円だね。」

親子で考えたい理由

元本と利息を分けると、預金や借入の変化を考えやすくなります。返済で払った全額が元本を減らすとは限らず、一部が利息や費用へ使われる場合もあります。ただし、すべてのローンで初期の支払額のほとんどが利息になるという決まりではありません。金利、期間、返済方法と費用によって違います。繰上げ返済をすれば必ず大幅に得になるという説明も避け、手数料や条件、必要な予備費とほかの支払いを確認します。子どもには実際の借入を作らず、架空の数字で内訳を比べられます。家族の明細を見る場合は個人情報を隠し、大人の返済責任を本人に背負わせないようにします。将来の住宅や車の例も、所有すれば値上がりする、利息より高い利益を得られるという保証にしません。用語を覚えるだけで一人で契約を判断できるわけではなく、わからない条件を確認することも大切な学びです。

家庭で伝えるヒント

架空の預金元本10,000円に、仮の年5%で一度だけ計算すると利息500円、合計10,500円です。税、費用と途中の入出金を考えない例だと明記します。次に借入元本10,000円について、ある回に2,000円を払う設定を置き、そのうち利息300円、元本1,700円と決めます。この回の元本の残りは8,300円で、2,000円をそのまま全部引いた8,000円とは違います。表に元本残高、今回の支払額、利息、元本へ充てる額を書き、合計を本人と確かめましょう。これは実際の返済方式や金利ではありません。ほかの費用があれば別の欄も必要になります。追加で払う場合の扱いも、契約ごとに確認するもので、本人がいつでも元本だけへ好きに払えるとは限りません。KidCashは家庭内の利息やボーナスを記録する道具で、本当のローンの返済表や元本保証を提供するものではないと区別します。

誤解しやすいこと

  • 元本と合計残高は同じとは限りません。開始時でも手数料などがあれば違う場合があり、その後の利息、入出金と返済でも変わります。どの数字を見ているかを明細で確認しましょう。
  • 返済の内訳を毎回自由に選べるとは限りません。元本と利息、費用への充当方法、追加返済とその手数料は契約で確認します。架空の練習で使った内訳を、実際のローンへそのまま当てはめないようにします。
  • 元本は借入だけの言葉ではありません。預金や投資でも基準の額として使いますが、元本の表示が安全や返還の保証を意味するわけではありません。対象、リスクと条件を合わせて確認します。

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元本:子どもにわかりやすい意味と伝え方 — KidCash