株式
10+歳会社の所有の一部を表すもの。株主になると、株式と会社の条件に応じた権利や価値の変動に関わります。
まず知っておきたいこと
株式は、会社の所有の一部を表します。株を持つと、その種類や会社の条件に応じて配当や議決などの権利がある場合がありますが、すべてが同じではありません。価格は会社の業績だけでなく、市場の期待、経済やさまざまな条件で動きます。会社の成績がよければ必ず上がるとは限らず、価値が大きく下がる、失われる可能性もあります。個別の株式を持つことと、株などを組み合わせたファンドの持分を持つことも同一ではありません。子どもには実際に買わず、架空の価格表と玩具のお金で、所有と値動きのしくみを学べます。
例文
「Appleの株を一株持つ架空の例で、価格が変わるとどうなるか考えてみよう。」
親子で考えたい理由
知っている商品や会社のニュースは、興味の入り口になることがあります。ただし、有名な会社を一株買えば必ず長期の関心や資産が育つという保証ではありません。株の利益と、預金の利息や家庭のボーナスは別です。一年で下がった株が次の年に必ず戻るという前提は置かず、長期で持てば損をしないとも説明しません。分散は一つの会社の影響を減らす場合がありますが、市場全体の下落などのリスクは残ります。S&P 500に連動するETFなどは、そのファンドの仕組みと費用、対象を確認します。ファンドを一口持つことを、そのまま全構成銘柄の株主権を直接持つことと混同しないようにします。米国の口座やRoth IRAは、日本で誰でも使えるものではありません。利用年齢、対象所得、管理、拠出と費用の条件を大人が確認し、本人に必要な資金や生活を危険にさらす投資を練習に使わないようにしましょう。
家庭で伝えるヒント
架空の株一株を1,000円で買ったと紙に書きます。次の例の価格を1,200円なら、費用と税の前の差は200円です。別の例で800円なら差はマイナス200円で、元に戻る保証はありません。まだ売っていない価格の変化と、実際に売って確定した損益も分けて話せます。仮の手数料50円があれば結果はさらに変わるので、買値、今の仮の価格、費用と差を四列にして比べましょう。次に一社だけでなく、二社へ500円ずつ置く仮の案も考え、一社の値動きだけでは全体が決まらないことを図にできます。ただし両方が下がれば合計も下がると確認します。実際の取引や口座開設は不要です。本人には、何の仮定を使ったか、何がわからないかを説明してもらえます。KidCashは家庭の金額を記録するアプリで、株式の取引や運用を提供しないことも区別してください。
誤解しやすいこと
- 株式の所有と賭けの契約は同じではありませんが、長い期間やファンドならリスクがなくなるわけではありません。何を持つか、費用と損失の可能性を具体的に確認し、短い値動きで一律に判断しません。
- 少額や一株未満を扱う商品もありますが、利用年齢、地域、最低額と手数料は条件で違います。500円なら全員がすぐ買える、参加の壁がすべてなくなったという説明にはしません。
- 株価が必ず上がるとは限りません。長い期間でも、特定の会社や商品が回復する保証はなく、過去の市場全体の結果が未来の利益を約束するものでもありません。架空の練習では下落と損失も含めて考えます。
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