純資産
10+歳持っている資産の価値から、返す義務のある負債を引いた額。収入や見た目の豊かさとは別の数字です。
まず知っておきたいこと
このページでは、英語のwealthを、持っている資産から負債を引く純資産の形で考えます。現金、預金、投資や住まいなどの価値を整理し、ローンなどの返済義務を差し引きます。どの時点の、誰の資産と負債を含めるかをそろえることが大切です。価格が変動する物や売りにくい物は、表示の値段で必ず現金化できるわけではありません。収入は期間中に受け取る流れ、純資産はある時点の差なので、同じ金額として比べないようにします。多い純資産も、将来の安心や本人の価値を保証するものではなく、生活の状況を考える数字の一つです。
例文
「純資産は、ある時点の資産と負債の差だよ。金額で人の価値を決めるものではないんだ。」
親子で考えたい理由
高い収入があっても、大きな負債や必要な費用がある場合は純資産が同じように多いとは限りません。一方、低い収入でも必ず一定率を残せば資産が増えるという保証はありません。所得、相続や贈与、住居、医療、家族の事情、市場と費用など、さまざまな条件が影響します。見た目の服、車や家だけで、その人の資産や負債を判断することもしません。華やかな人は借金が多い、質素な人は実は必ず豊かという逆の決めつけも不要です。子どもには、他人と比べて勝つ目標ではなく、同じお金を重複して数えない確認として説明できます。大人の本当の資産と借入をすべて公開する必要もなく、架空の数字で十分です。家庭の安全、生活と必要な費用は大人が担い、子どもが貯められたかどうかを家族の豊かさの責任に結びつけないようにしましょう。
家庭で伝えるヒント
架空の資産を、財布1,000円、預金5,000円、ほかの資産の仮の価値4,000円とします。合計10,000円です。負債が3,000円なら純資産は7,000円。別の例で負債が12,000円ならマイナス2,000円です。これは本人の価値の評価ではありません。資産、負債、差を表にして、足し引きを確かめましょう。財布から預金へ500円移しても、資産の合計は同じ10,000円です。借入で現金1,000円が入った場合も、同額の返済義務が増える設定なら純資産はそれだけで増えません。KidCashと銀行に同じお金が見える場合、二つの別の資産として足さないことも確認します。売却時に費用や税がかかる物や、仮の値段で売れない物があれば、実際に使える額とはさらに違う場合があります。練習では日付と含めた範囲を明示し、毎回すべてを細かく評価する義務にしないようにします。
誤解しやすいこと
- 純資産と収入は別です。一年間の給与をそのまま純資産と足すのではなく、ある時点の資産と負債を確認します。売上、利益、手取りと残高も、それぞれの対象を区別します。
- 見た目だけで資産や借入はわかりません。高い物を持つ人も、普通に見える人も、実際の条件はさまざまです。他人の生活を推測して評価する材料にせず、架空の例で数字の違いを学べます。
- 資産の形成は収入だけでも習慣だけでも決まりません。所得、必要支出、支援、負債と市場などが影響します。一定の貯める割合で誰もが必ず豊かになると約束せず、家庭の現実の条件を尊重します。
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